自主保全士1級(オンライン試験)に合格した時のことを書くよ
2022年の自主保全士1級のオンライン試験に合格したので、自主保全士のオンライン試験の感じと試験内容の感想を書きたいと思います。
目次:
【自主保全士1級の出題形式】
【自主保全士1級の難易度】
【自主保全士のオンライン受験について】
【試験勉強について】
【感想】
使用したテキスト、問題集:
・自主保全士検定試験 公式テキスト〔日本能率協会マネジメントセンター〕
・2018年度版 自主保全士検定試験 公式学科問題集〔日本能率協会マネジメントセンター〕
・2021年度版 自主保全士検定試験 学科問題集〔日本能率協会マネジメントセンター〕
・2018年度版 自主保全士検定試験 公式実技問題集〔日本能率協会マネジメントセンター〕
・2020年度版 自主保全士検定試験 公式実技問題集〔日本能率協会マネジメントセンター〕
勉強時間:約45時間
※2級機械保全技能士(機械系保全作業)を2カ月前に受験済みの勉強時間です。
試験結果:合格
【自主保全士1級(オンライン受験)の出題形式】
学科:○×問題 100問
実技:語群選択問題 80問
受験時間:2時間
1問1分もありませんが、時間はあまります。
【自主保全士1級の難易度】
難易度として、自主保全士1級は2級機械保全技能士(機械系保全作業)よりも難しいと思いました。
ロスに対する考え方は、特級機械保全技能士と同等レベルの問題が問われます。
学科は○×問題、実技は語群の選択問題が中心なため、決して難しい部類ではないと思われます。
ただし、合格ラインの正答率が学科75%、実技75%と高めになっているため、油断していると受かりません。
【自主保全士のオンライン受験について】
自主保全士のオンライン受験はIBT方式の試験です。
インターネットを接続できる環境とパソコン、仕様を満たしたブラウザがあれば自宅で受験できます。
Webカメラや音声の監視は特にないという感じです。(2022年現在)
そのかわり、従来の会場型(PBT方式)の試験よりも問題数が多くなっています。
1級の実技は記述問題がないので、非常に解きやすかったです。
また、計算問題も少なめで過去問よりも簡単でした。
総合的にみても、従来の会場型よりも簡単だったと思います。
【試験勉強について】
公式テキストをすべて暗記できれば、完全に合格できると思います。
ただし、膨大な量になるため現実的なやり方ではないので、問題集をやりましょう。
それでも公式テキストを1~2周くらいはさらりと読んでおきましょう。
しっかり読むのは問題でわからなかったときに関連する箇所を読んで補填するときぐらいでよいでしょう。
学科に関しては、範囲が広いのでとにかく覚えていくしかありません。
短期で身につけるなら、問題集を解きつつ覚えていくのが近道です。
実技に関しては、過去問を中心に取り組んで、出題形式に慣れておきましょう。
1級でも、2級の問題が出題されることがあるので、受験する級を問わずに過去問を解きましょう。
効率化とロスのとらえ方の部分は例外で、1級のみでよいです。
総合稼働率のような計算は1級のみ出題されます。
【感想】
2級機械保全技能士(機械系保全作業)の受験後であったので、余裕だと思っていましたが、割と苦戦しました。
設備保全の基礎は楽勝だと思っていましたが、意外と知らないことがあったので、自分の知識量もまだまだ足りないと痛感しました。
正しいスパナの使用方法なんかもここで知りました。
2年半近く生産設備の保全に従事していたのに知りませんでした (^^;)
明らかにヤバイですね…
製造業で使われる用語なんかも結構知らなかったり、うる覚えだったのでここら辺もしっかりと学んでおかないといけないなと思いました (^_^)
個人的には2ヶ月前の試験の復習をかねて、機械オペレーターとしての必要な知識も学べたと思うので、よかったかなと思います。
ただ、受験料は1万円近いので高いです (涙